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トレイルラン紀行【那須岳】 [トレイルランニング]




4連休の夏休みを無駄に過ごしてしまい、夏を満喫しないまま9月になる前に日帰りでも山に行っておくべきだなぁと日曜日の夜に思い立ち、すぐに那須岳が思い浮かんだ。

中学校2年生以来の那須岳(茶臼岳)、当時はえらい高い山に感じたけど今はどう感じるか。


黒磯の駅からバスに揺られる事1時間。途中、いかにも高原リゾートって感じの道中を抜け、やがて硫黄の臭い漂う茶臼岳の麓『ロープウェイ山麓駅』に到着。
まだ8月。夏休み期間中だけあって親子連れやカップルなど臨時便が出るほどの大混雑。
本格的な登山スタイルのおば様方やサンダル姿のギャルなど、いろんな人が一同に乗車して10:00の臨時便で出発。
約4分の空中遊覧。山頂駅はさすがに風が涼しい。


混雑する登山道を早いペースで登り、20分で一つ目の山頂『茶臼岳』へ到着。
麓以上に硫黄臭がきつく、すぐに次の目的地に向けて出発。大きな岩がゴロゴロしてちょっと走りにくい。

ほとんどの人がロープウェイで往復するらしく、こちらは空いている。
峰の茶屋避難小屋を通過し、『朝日岳』を目指す。
アルペン的な山様で(ニセ穂高)の異名があるらしいが確かに…
ちょっとしたクサリ場などを登りトンボの大群舞う朝日岳山頂に到着。おにぎりを持つ手にトンボが止まる位。

ここまで、良いペースで約1時間。でも、暑さと標高の高い場所を走ったりで体力の消耗が激しい。
3つ目の目的地の『三本槍岳』は遥か先に見えるが、ちょっと厳しいかなぁ…

無理なら、途中で引き返そうと決めて出発。『清水平』と呼ばれる小湿原(水は無い)を軽快に走りぬけ意外と簡単に三本槍岳頂上に到着。

小学生らしき団体が昼食中で、大きなトンボをみて感激してた。子供の頃に大自然の中でおにぎり食べたり、昆虫を追いかけたり経験するのはいい事だなぁ…

あとは下山するだけだが、さすがに疲れた。下りの道でさえも走るのが辛くなってきた。
なんとか峰の茶屋まで走り、最後の休憩。残りのおにぎりを食べザックの中の水をほぼ飲み尽くし、これで荷物がかなり軽くなった。

あとは、バス停までの下り道。これを残しておいた体力ですっ飛ばす。
前を歩く登山者にかなり手前から「走り抜けます!」って声をかけて追い抜いていく。
約10分でバス停に到着。この日のトレイルランを終了。

午後の1時半過ぎでも、まだロープウェイは混んでいた。コインロッカーに預けていた着替えと入浴道具を引き取ってバスに乗車。


事前に調べてた那須湯元のいい気分(温泉)『鹿の湯』で一風呂。風情ある共同浴場で源泉かけ流しの乳白色の湯。
地元の人や観光客で狭いお風呂は混雑。お湯は最高だが、洗い場や上がり湯もなく下山後に入る温泉としては不向きか。
周辺の宿で日帰り入浴サービスを利用するのがいいかも。


道路が混雑してバスが遅れ、乗る予定だった快速電車の乗れずにどうしようか迷った挙句、隣の那須塩原から新幹線に乗る事に。
贅沢な気もしたけど、やっぱり新幹線はいいなぁ…新幹線

缶チューハイをちびちびやりながら車窓から夕陽をみて、なんとかこの夏も“夏”を満喫できたなぁと思うなつの日だった。



写真1:『三本槍岳』まで頑張るぞ!
写真2:『朝日岳』と『茶臼岳』
写真3:秋の気配も「青い空と色付き始めたナナカマド」

デビュー!(トレイルラン編) [トレイルランニング]




体調も完全復調し、体が動きたくてうずうずしてた事もあっていよいよデビューです。トレイルランニング富士山走る人

山での経験と普段のランニングを上手く組み合わせられれば、楽しいトレーニングが出来るはず。


今回デビューに選んだ山は、富士山『宝篋山』(ほうきょうさん)茨城県つくば市と同土浦市の境に位置する標高461mの山。
一帯は歴史のある地域らしく、城跡や寺跡など見どころも多いようです。

単独なのと未経験から無理のない標高と距離のこの山に決定です。

土浦駅からバスで25分。北条大池から登りました。
のどかな田園の中を進み、やがて登山道へ。

はじめて山道を走ると、すぐに息が上がるがこれ位でへばるわけにはいかない。
徐々に呼吸が合ってきた頃、湧水があり喉を潤すと少しだけ元気になれる。
その後も時折現れる急登をなんとか登り、山頂手前の林道をぐるりと回ると大きなテレビのアンテナ塔のある山頂へ到着。約50分のラン走る人

遮るものが無い山頂からは筑波山が雄大な姿でお出迎え。
少し霞んでるけど、関東平野が一望できしばらく景色を見ながら休憩。


下りは快適に走り、あっという間に麓へ。足がつったり、膝がガクガク震えたりもなく初めてにしては上手く走れたようです。


のどかな田園風景と宝篋山の組み合わせはなかなか画になる景色だし、豊富な登山コース、手入れの行き届いた登山道、山頂近くの最新式バイオトイレなど、東京からも近いのでもっと人気が出てもいい山だと思いました。




写真1 カッコいい筑波山
写真2 ベンチでのんびりできる山頂
写真3 麓の小田休憩所にある丁寧な案内板

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