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尾瀬ヶ原で避暑 [山]


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今年は、この職業について以来初めて8月第2週の連休を取りました。
世間一般にお盆休みの期間に当たりますね。


なので、何処へ出かけても当然混雑が予想されます。

意外とこの時期の尾瀬は混雑しないとの情報を得て、行ってみました!

と言っても、行き帰りの道路は混むであろうから日曜日終業後に出発。



深夜1:00過ぎに尾瀬戸倉の第1駐車場に到着。
車中泊で仮眠し、朝の始発バスで鳩待峠へ向かいます。

満席でテント泊重量のザックを膝に乗せてのバス乗車は、久しぶりでちょっと辛かった…




山の鼻までは、軽装のハイカーさんなどに抜かれながらのんびり歩きました。

混雑してないとは言え、さすがに夏休み中。
山の鼻は賑やかです。

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晴天の尾瀬ヶ原は、陽射しはきついけど風は爽やかそのもの。
やっぱり尾瀬はいいなぁと思うのでした。




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ひのえまた小屋の喫茶ひげくまでランチ。
焼肉定食~[レストラン]

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その後は、行ってみたかったヨッピ吊橋まで散策。



見晴に戻って燧小屋で日帰り入浴をさせてもらってから生ビール。
カレーライスを食べてテントに戻ってからは、あっと言う間に(-_-)zzz…




予定では富士見峠経由のアヤメ平を歩く予定でしたが、今年初の山歩き(?)&テント泊重量に体がクタクタ、無理せず来た道を戻ることにしました[ウッシッシ]



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いつかのんびりコーヒーを飲んでみたい与四朗小屋の喫茶。

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空に秋の訪れを感じますなぁ~




事前の情報通り、思ったほどに混雑しておらず、のんびりした尾瀬での避暑を楽しめました。

来年もこのパターンでリフレッシュしようかな~♪

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初秋の奥秩父『瑞牆山』 [山]

天気が安定したシルバーウィーク。

たまたま、月・火の連休に重なり嫁さんと山行。


中央道を渋滞前に抜け、順調に須玉インターを通過。

『増富ラジウム鉱泉』を過ぎれば間もなく『瑞牆山荘』。

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  素敵なカフェのような『瑞牆山荘』

 駐車場は既に満車だが、路肩の広い所に駐車できたのでホッとする。

 林道入口付近に駐車し、仕度をしていると林道を歩いてきた女性登山者が、「ここは何ていう駐車場?」と聞いてきたので、無料駐車場ですよと答えると、「瑞牆山荘は?」…
 
 どうやら下る途中で林道に入ってしまったらしく誰一人会わなかったそうだ。
地図を見ると確かに林道を横切るように登山道がある。
「心細かったわ~」っと我々を見てホッとした様子。もう大丈夫!すぐそこが『瑞牆山荘』ですよ^^


トイレを済ませ出発。
気持ちの良い森を登っていく。

15分ほどで林道に出る。なるほどここを林道に入って下ったんだと納得。


気が付くと後ろから親子連れが結構なスピードで登ってくるのだが、お父さんが男の子をスパルタ登山の如く怒鳴っている。
そんなに急かさなくても…
ちょっと可哀想だ… あれじゃ山が嫌いになっちゃうよ。

『里宮さん』(神社)参道の標識があったので、ちょっと寄り道
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 迫力ある岩窟

思っていたより急な道を30分ほど登ると富士見平の水場に出た。
小屋の人が、ここのお水はこの周辺では一番うまいです!と太鼓判!

確かに。

すぐそこが『富士見平小屋』になっていて、これまた素敵な古き良き山小屋の雰囲気

幕営受付(一人1,000円、トイレ代込みで『増富の湯』割引券も頂きました。)を済ませ、適当なテン場を探す。
当然いい場所にはすでにテントが張ってあり、そこそこの場所に張る事に。

戻ってきてすぐ寝れるように、寝床を作り行動食を食べて瑞牆山へ向けて出発!


上り下りを30分ほどで沢を越えた所が『桃太郎岩』。

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 みんなで支えましょ… 微笑ましくもあり、信仰的でもあり…

ここから急登が始まる。

大きな岩をよじ登ったり、割れ目をくぐったり。
世間様の休日なので、登山者もいっぱい。譲ったり譲られたりでリズムも取りづらい…

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 『大ヤスリ岩』 クライミングしている声が聞こえる

目の前に大きく立ちはだかる『大ヤスリ岩』の右を巻くように登ると『法師岩分岐』。
あと10分ほどで山頂かぁ… そういえば何となく頭痛いなぁ…

鎖場で渋滞。
と、あの親子が下りてきた。早いなぁ…
やっぱりまだ怒鳴ってる。あぁ、なんか嫌だな…


一踏ん張りでやっとこさ山頂に到着~

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って、人がいっぱいだぁ~

でも、景色は抜群だなぁ

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 『金峰山』方面

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 『大ヤスリ岩』のてっぺん
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 クライマーが気持ちよさそうに休憩中~

 
さすがに休日の百名山山頂、賑やかでした。
でも、みんな嬉しそうだし充実した笑顔がいいなぁ。

おにぎりを食べ、軽く昼寝して下山開始。

が、頭痛が徐々に酷くなり、何度も休憩しながらやっとこさ『桃太郎岩』まで下りる。

今までの登山で一番苦しい下りだった。

高山病なら標高が下がる下りで症状が緩和されるが、この頭痛と寒気、吐き気は何だろう…

深呼吸を続けると多少楽になるのは、酸欠気味なのか?


富士見平小屋テント場に着いてしばらく横になったら、だいぶ落ち着いたがとてもビールは飲めそうにない。

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 寝床作っておいてよかった~

嫁さんは、小屋オリジナルの『富士見平小屋ビール』で一人乾杯!

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 『富士見平小屋ビール』800円 登山道整備代が含まれてるそうだ


結局食事も喉を通らず就寝。
でも、一晩寝たらすっかり頭痛からは解放された。
何だったのだろう…


翌朝は『金峰山』往復の予定だったが、大事を取ってキャンセル。


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 夜はランプの宿になる『富士見平小屋』 泊まってみたいなぁ~

のんびりコーヒータイムを満喫していると、小屋のおやじさんがテントの周りでキノコ拾い。
今年はキノコの当たり年だそうだ。
おやじさんの夜のお楽しみになるんだろうなぁ^^

このおやじさんを悪く書くブロガ―がいるが、普通に山のマナーを心得ていればとっても温かみのある人だと思う。
また来たい小屋のリストに追加~

小屋でバッジを買い、水を補給。
笑顔の素敵な小屋のお姉さん(外国の方)に「お水のお土産ですか?」と聞かれ、そうです。と答えると「皆さんそうしてますよ~」とのことだった。


林道分岐からは昨日の女性が間違えて下りてきた林道を敢えて通ってみた。

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 森の登山道もいいけど、この林道もイイ!

時間は余計にかかるけど、ちゃんと駐車場に戻れました^^

時間が早く『増富の湯』には寄れなかったけど、次回は寄ってみたいなぁ。

帰りはバッチリ中央道上り「笹子・中野・小仏」のトンネル三兄弟渋滞にハマりながら帰宅~





会津駒ケ岳 [山]

先月、雪の多さに途中撤退した会津駒ケ岳。

7月中旬はこの山のベストシーズン!

という事で、早朝暗いうちに出発し桧枝岐へ。


駐車場はほぼ満車で、広い路肩に何とか駐車。


登山口の階段を登り、檜、ミズナラ、ブナの森を登ると水場のあるベンチ。
ここまで蒸暑さMAX! 風が抜けないから余計に…


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  6月は雪に埋もれてた水場

誰もいない水場で水を汲んでると、低い唸り声が…
熊? イノシシ? スズメバチ?
とにかく怖くて、手を叩いたり咳払いをしたりして足早にベンチの場所まで…


水場から上はなだらかなブナ林。
徐々に稜線が見え始めると道はやがて木道に。

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  稜線が見える頃風が気持ちよく感じる

小さな湿原やお花畑など、この山のクライマックス。

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    青い空とそれを映す池糖

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    花の斜面

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    幻想的なお花畑


駒の小屋を通り過ぎ、会津駒ケ岳頂上を目指す。
何度か雪のある個所を超え、滑る木道の階段を登り終えると頂上。
百名山、何座目だろうか?

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     地味な頂上

中門岳方面に下山すると展望がよく、ベンチもあるので一休憩。
時間があれば中門岳まで行ってみたいが、ちょっと難しいかなぁ…

戻り道、木道で滑った。
氷の上を滑るように、木道脇に転落。
お尻を強打したが、手は無事のようだ。
でも、お尻はすごく痛い…

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      駒の小屋に下る道

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      駒ノ大池

駒の小屋がある駒ノ大池前にはテーブルとベンチがありのんびりと休憩が出来る。
おにぎりとお味噌汁で塩分と水分補給。
暑い時は甘い物より、塩気・酸味のある物の方がいい。

ちょっと昼寝をして、下山開始。

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      山上の楽園、いつまでもいたい~

名残惜しい、また来よう!

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     山上の湿原


約2時間で下山。
いっぱいだった駐車場にはほとんど車はなく、静かな登山口に戻っていた。

灼熱の『霧降高原』 [山]

またまた久しぶりの投稿…


本来なら7月の連休は泊まりの山をやるのが慣例になっているが、いまや配偶者のいる身。
簡単に家を空けられなくなった…



同行者の都合もあり、月火のどちらかで日帰りの山に。
しかも、ギリギリまで待ったので乗換・バス検索を考えなくても大丈夫な日光へ。



今まで行った事のないエリア、霧降高原で下り基調の丸山・大山ハイキングコースをチョイス。




いつもの始発電車でコトコト揺られて東武日光まで。
そこから初めて乗る霧降高原行バス。


終点『霧降高原キスゲ平園地』はきれいなレストハウスがあり、飲料水もあった。
けど、高原といえど暑いなぁ…
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旧スキー場のゲレンデがニッコウキスゲの群落地で、リフト跡地はきれいな階段に整備されている。


途中の分岐から八平ヶ原を目指すが、道を間違えて藪山のような急登を登るはめに…


スリップして左腕を強打! 何という出だしだぁ[ふらふら]

結局、階段横の古い道を登ったに過ぎず、精神的ダメージを負う。


階段終点の小丸山から八平ヶ原経由で登るはずだった丸山を往復。


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 丸山へ向かう途中、きれいな青空。


再び小丸山から階段を下る。
一直線の階段を見降ろすのは面白い。

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いいトレーニングになるねぇ

ニッコウキスゲのピークは過ぎており、まばらに咲いた黄色い花を眺めながら下りる。
 
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 ニッコウキスゲ

一度、霧降高原のレストハウスまで戻り、擦り傷の消毒をして再出発。

道路を超えトンネルを潜り、次の山、大山をめざす。

戊辰の道の分岐を過ぎ、笹原を登るとやがて牧場の柵が出てくる。

柵の向こうには、大草原が広がっていた。

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 道は踏み跡。古い木の階段が近くにある。

頂上の東屋でお昼ごはん。

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 山登りというよりピクニック


こんな眺めがよく、牧歌的な頂上は初めてだなぁ…
なんだか、久しぶりにもう一度来たいと思う山だった。

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 パノラマ~


下山は再び牧草地を抜け、牧場専用道路を通り再び牧草地を歩く。

猫の平という東屋がある眺めの良いところで休憩し、沢に向かって下る。

玉簾の滝という涼しげな滝を眺め、丸太橋近くの沢で顔を洗ってリフレッシュ!
いやぁ~、生き帰る気がした。

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 玉簾の滝

最後の汗かき登りを終えると終着地、霧降の滝。
売店があるので、戻ってきたらビールだな^^

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 展望台から見た霧降の滝

で、戻ったら売店が閉まりかけてる…
おじさんに
「ビール売ってくれますか?」
「どうぞ~♪」
親切なおじさんでした^^

美味かったなぁ、DRY[ビール]

日光ステーションホテルの日帰り入浴を利用させてもらい汗を流し、「東京帰還許可」を得る[手(チョキ)]

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 日光ステーションホテルの露天風呂(JR日光駅前) ¥700



猛暑日の登山はさすがにきつかった…
けど、霧降牧場にある大山はもう一度行ってみたいと思うほど、いい山だった。

秋もいいかもね~




日光男体山 2014初夏 [山]


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約1年半ぶりの登山。

前日までの予定では、『大菩薩嶺』に行く予定だったが、時間的に厳しそうという理由で、
同程度の歩行時間の山、同程度の交通費などの理由から、『日光男体山』が急遽候補に挙がり、
同行者も快くOK!との事。

乗りなれたはずの「西新井駅5:20発」の急行は「東武動物公園」止り。面倒くさい乗り継ぎ、とほほ…

それでも「東武日光」には以前と変わらない時間に到着。

「中禅寺温泉」でバスを降り、登山口の「二荒山神社」までとぼとぼ歩く。

神社の受付で登拝料500円を払い、いよいよスタート。

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以前来たときの記憶どおり、いきなりの急登。

樹林帯の道を登る事1時間20分。車道のある3合目に出てそのまま車道を登り4合目。

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ここからが男体山の真骨頂。
厳しい登りが延々と続く。

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前回来た時は、まだ体力が全く無くこの辺りでぜいぜい・ひぃひぃ言って、戻ろうか本気で考えていたっけ。

さすがに今の自分は日々のトレーニングで息が上がる事は全くなかった。
でも、やっぱり登りっぱなしは岩場の厳しさもあり結構辛い。

森林限界を超える辺りでは、既に曇り空。

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頂上には以前見た景色がそのままで出迎えてくれた。(当り前かぁ^^…)

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今回はちゃんと三角点のある頂上に行き、御神像の剣に手を合わせ御挨拶。
(前回は、二荒山神社の奥宮の前で座り込んでそのまま下山)
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P10101330019.JPG鏡のようにピカピカ!
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一等三角点は久しぶりに見た…

おにぎりを食べて下山開始

8合目まで来た時にザァーときた。
雨宿りをしたけどなかなか止まず。

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雨宿りをした8合目滝尾神社(小屋には入れず)

ぬかるむ道を慎重に時間をかけて降りたら、結局麓の温泉に入れず… 残念。


2回目の今回、実感したのは、やはり辛い山だという事。
直登、段差のある岩場、ぬかるむ道…

頂上からの展望だけは1級品ですが…

おそらく、もう行く事のない山になってしまったが、トレーニングとしては最高の山だろう。


新品のブーツは泥だらけになっていた。
慣らしだけは完ぺきに出来たかな。


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頂上でポツリと咲いていた「イワカガミ」

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